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カート

カートが空です

シルクを知ると、愛おしくなる

お手入れについて

シルクと聞くと「デリケートだからお手入れが大変そう」「家で洗うなんてとんでもない」と、敬遠してしまう方も多いです。


まるで特別な日のだけのものと思われがちですが、シルクの特性を少し理解してあげれば、もっと気軽に、ずっと長く、あなたの日常に寄り添ってくれる優しい素材です。


かけがえのないパートナーのように長く愛でていくために、お手入れのポイントを紐解いていきましょう。

シルクへの向き合い方

シルクの成分は、肌や髪と同じ

動物性タンパク質です。

ご自身をケアするように。

低刺激のもので優しく。

がキホンです。

お手入れ方法

洗濯表示は衣類を安全に長くご愛用いただくための大切なガイドラインです。しかし、シルクの特性や適切なケア方法を理解することで、必ずしも表示通りにしか扱えないわけではありません。


素材への理解を深めることで、ご自身のライフスタイルに合わせながら、より自由に、そして安心してシルク製品をお楽しみいただけます。

お手入れの流れ

準備

シルク専用洗剤 または おしゃれ着用の中性洗剤を用意してください。


ご自身をケアするボディーソープやシャンプーをお使いいただくことも可能です。

洗い と すすぎ

シルクはデリケートな繊維のため「手洗い」がおすすめです。


洗剤を容器にいれ、ぬるま湯に溶かします。液体洗剤の場合は水で大丈夫です。洗剤が完全に溶けていることを確認してください。


衣類を水に浸したら、やさしく「押し洗い」または「振り洗い」をしてください。


特に汚れが気になる部分は、その部分に直接洗剤を少量つけ、指の腹でやさしく「つまみ洗い」をすると良いです。

 

泡が出なくなるまで、水を2~3回入れ替えながら丁寧にすすぎを繰り返してください。洗剤成分が残ってしまうと、シルクの変色や劣化の原因となることがありますので、しっかりと洗い流すことが重要です。

脱水 と 乾燥

タオルを使う方法がおすすめです。


  1. シルク製品が水分を含んだ状態で、まず丁寧にシワをしっかり伸ばします。
  2. 清潔な乾いたタオルの上にシルク製品を広げます。タオルの上から軽くポンポンと叩くようにして、水分を吸収させます。
  3. 水分を取り除いた後、再度シワを丁寧に伸ばします。

 

タオル脱水が終わったら、必ず陰干しをしてください。シルクは天然繊維のため、直射日光に長時間当て続けると、黄ばみや色褪せの原因になります。必ず風通しの良い日陰で干すようにしましょう。

 

【重要】乾燥機は避ける 

乾燥機の使用は絶対に避けてください。高温によりシルクが大きく縮んだり、繊維が傷んだりする原因となります。

仕上げ

お出かけ時に身につけるシルク製品は、アイロンでシワを取ることで一層美しくなります。少し手間はかかりますが、ぜひこのひと手間を加えてご利用いただくことをおすすめします。

 

アイロンにはシルク用の温度設定(中温)にしてください。シワを無理に伸ばそうと力を入れるのではなく、アイロンをサラッと滑らせるようにかけましょう。

 

衣類はスチーマーがおすすめ

シャツやブラウスなど、立体的な形状の衣類はアイロンがけの難易度が上がります。そのような場合は、衣類用スチーマーの利用がおすすめです。ハンガーにかけた状態でスチームをあてるだけで、後は重力でシワが自然に伸びてくれます。

 

どんなに心を込めて

お手入れをしても

時とともにその姿は変わります。

それは、愛用した時間の証です。

柔らかく手に馴染んだ風合いも

眩しい輝きを失っていくことも

重ねた時が織りなした

あなただけの物語です