コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

シルクは経年変化で黄変するとありますがどのくらい変化するのでしょうか?

A. 使用したシルクマスクの写真でご説明します。

シルクに限らず多くの繊維が黄変します。様々な要因がありますが、経年変化で黄変するのは、シルクを構成しているフィブロイン中に含まれているアミノ酸が、空気中の酸素や紫外線によって酸化・分解を受けてメラニンに変わるためです。

メラニンというと、人間の皮膚と同じで日焼けをすると肌が黒く変色するのと同じですね。それだけ、お肌に近い繊維ということです。

つまりどれだけ酸素を吸収するか、紫外線にあたるかによって、変化の度合いも違います。

下の写真を撮影したのが2020年8月27日。その時を基準に、

  1. 新品
  2. その1週間前 から毎日使用したスマートシルクマスク
  3. 約3ヶ月前(5月21日)より30回以上使用したスマートシルクマスク

の状態撮影をしました。

なるべく肉眼に近い色となるよう撮影しておりますが光の当たり方で多少色の出方が異なることご了承ください。

シルクマスクの黄変比較写真。新品、1週間使用、3ヶ月使用の比較

シルクマスクの黄変比較写真。別角度からの撮影

1週間程度では全く違いは感じられません。

3ヶ月経過したものは少し黄変していますね。オフホワイト、オイスターホワイト色に近い色に変化しています。

使用環境は、特に試験目的ではなく、耐久試験的に日常使いしていました。よって一日中つけていたわけではありませんが、この期間(5-8月)は紫外線がとても強い時期だったこと、人工照明が当たる場所に放置していたこともあると思います。

一度黄変したものを漂白(シルクは酸性の漂白剤をお使いください)したからといって白くはなりません。よくシルク製品でも白のままのものがありますが、それは白く染めているためと思われます。絽紗のシルクマスクの白は、現状(2020/8/29現在)手を加えることなく染めるなどはしておりませんので、使用に応じて黄変することご了承ください。

なお、シルクはとても染まりやすい繊維でもあります。少し黄変したら自分好みに染めをして楽しんでみることもオススメです。

紅茶染めをした、しろずきんちゃんのうさぎ柄マスク。マスクも耳紐もみなシルクなので同じ色に染まっています。

紅茶染めをしたうさぎ柄のシルクマスク