光のつばさ、ひとひらまとふ。
においたつような優雅さ、気品溢れる優しさ、
そして、しっとりとした女性らしさを最も表現できるのは
なんといっても日本の「着物」です。
夏の着物や僧侶の衣として古くから用いられてきた
「絽(ろ)」「紗(しゃ)」という種類の絹織物を、
軽やかなストールに仕立てました。
ストール1枚で、着物が持つたおやかな風情まで
身にまとえます。
絽紗は「本物」「美」「絹」・・・
この3つにこだわりを持った、
新しい時代を生きる女性のためのストールです。
「織」と「染」が奏でる、
新しい旋律
着物では、絽や紗を使った染め物を
格式の高い場で多く用います。
美しい染は見るものの心をくすぐり、
上質な素材は存在感を際立たせます。
「織」と「染」がお互いに寄り添うことで、
今までにない表情を奏でます。
「絽紗」は、白生地職人と日本全国の
優れた染職人が連携し生まれた
唯一無二のストールです。
「先染め」「後染め」
織物には糸を染めてから織る「先染め」、白い布を作り、後から染める「後染め」があります。着物では、“フォーマルな場には後染めの着物”と言われています。絽紗のストールは全て後染めです。フォーマルな場にもぜひご活用下さい。
あなたをやさしく包みこむ
さりげない光のような布地
絽紗の美しさは、染める前の白生地
(しろきじ)に秘密があります。
絹本来のツヤや肌触り、絽の清涼感や
紗の透明感、着物の上品さや
格式の高さまで、一枚の布で表現し、
染の美を引き出します。
丁寧に織られた布地は、
凛としつつもやさしさに
溢れています。
「白生地を贈る」
昔は、結納品やお祝いの贈答品として白生地を贈っていました。上質な白生地はそれだけで価値があったのです。上質な白生地にこだわった絽紗のストールは、現代の贈り物としてもお喜び頂けることと思います。
お肌にもっとも近い、
さりげない光のような布地
肌は第三の脳と言われるほど
繊細です。人の肌に近いタンパク質で
できている絹は素肌の呼吸を妨げず
着心地はしなやか。
有害な紫外線をカットする
効果もあります。
敏感な首元への優しさにも
こだわることでまとう方の
内面の美しさも引き出します。
「夏涼しく、冬温かい」
絹は吸湿性が良いため夏はサラッとした肌触りに、冬は肌から体温が逃げるのを防ぎ、熱を保持してくれるため温かく感じます。絽紗のストールは季節を選ばず、一年を通してお楽しみ頂けます。
絽
-RO-
定期的に隙間を表した清涼感にあふれた織物です。紗は友禅模様などの精緻な柄を美しく染めるのが難しいため、途中に平織りを入れる絽が生まれたとされます。紗より透ける部分が少なく、フォーマルな場にふさわしい夏の定番として用いられています。
紗
-SHA-
定期的に隙間を表した清涼感にあふれた織物です。紗は友禅模様などの精緻な柄を美しく染めるのが難しいため、途中に平織りを入れる絽が生まれたとされます。紗より透ける部分が少なく、フォーマルな場にふさわしい夏の定番として用いられています。
産地
“せんい”のまち 新潟県五泉市(ごせんし)
絹織物に最高の環境といえる豊かな水資源と適度な湿気を利用し、紋付の羽二重、夏物の絽、帯地の塩瀬と次々に高級白生地を生みだし日本三大白生地産地の一つとして名を馳せました。日本一の生産高のニットのまちとしても栄え、日本を代表する“せんい”のまちです。
新潟県五泉市
工場
白生地に、みらいをのせて。
株式会社横正機業場(よこしょうきぎょうじょう)
「伝統と革新」
100年以上続く伝統の職人技から作り出される、美しくたおやかな私どもの絹100%の白生地。その伝統の息づかいを一枚の生地を通してぞんぶんにおたのしみ頂けたら嬉しく思います。
匠の技と伝統を守りながら横正は「挑戦」という名のあらたな息吹を美しい白生地に吹き込みつづけています。