まず、ファンデーションや口紅など化粧品がどのような汚れか理解しましょう。
ファンデーションなどの化粧品の汚れは油溶性です。
汚れやシミの種類を分類すると以下に分けられます。
- 水溶性・・・水に溶ける性質
- 油溶性・・・油(ドライクリーニング溶剤)に溶ける性質
- 不溶性・・・水にも油にも溶けない性質
- 色素・・・色そのもの
それぞれの代表的なものをあげると
ファンデーションには汗で流れ落ちないように顔料と油分が配合されているためです。
また、汚れが気になる時は酸素系漂白剤を併用してもOKなので、洗剤と一緒に入れてください。
洗い方の一例です。
1.洗剤を入れた染液に浸します(10分前後)
まず、汚れを浮かすのが大切と思います。
10分前後浸しておくと汚れが取れやすいです。
この時、中性洗剤の入れすぎに注意してください。
中性とはいえ汚れを落とそうとたくさん入れると糸への刺激も強くなってしまいます。
2.染液の中でやさしく振り洗い(押し洗い)をします。
やさしく振り洗いしてみてください。汚れが落ちているか確認します。
汚れが落ちていない場合は、その部分に直接洗剤をつけて見てください。
使わない歯ブラシ(なければ手で)などで上からトントンとはたくのもオススメです。
3.水できれいにすすぎをしてでください。
洗濯機と同じです。洗った後は、洗剤を十分に落とすべくきれいにすすぎ洗いをしてください。
その他の方法
シャンプーを使う
シャンプーで汚れを落とすこともできます。お風呂に入る時、シャンプーをつけて、歯ブラシで上からトントンたたくと汚れが落ちます。その後しっかりすすいでください。
クレンジングオイルを使う
クレンジングオイルを使う場合、水分を含ませる前にクレンジングオイルをつけることをオススメします。歯ブラシで上からトントンたたいてください。この後水ですすぐと乳化して白くにごります。きれいになるまでよくすすいでください。
ここまでがファンデーション等の汚れの落とし方です。
この後のポイントも記載します。
乾かす際のポイントとしては、シルクのシワをいかにとるかです。シルクは美しい分、シワが目立ちやすいです。アイロンをかければきれいになりますが、毎日使うものですので、なるべくシワが残らないように乾かすポイントを記載します。
4.水分を含んだ状態でまずシワをとります。
水分をたっぷり含んだ状態でまず生地を伸ばしてシワをとります。平面のマスクなので生地をしっかり伸ばして大丈夫です。
5.タオルにはさんで脱水します。
タオルの上に水分を含みシワを伸ばした状態のマスクをのせます。
その上にタオルをかぶせ、上から押して水分をとります。
6.きれいにシワをのばします。
水分をとったら、マスクを両方向にひっぱりシワをのばします。
この状態で平干ししてください。
※シルクは紫外線に弱いので天日干しは避けてください。
シルクは乾きやすいので夜に洗うと、翌朝には乾いています。(時間や室内環境によります)丁寧に織られたスマートシルクマスクの生地はとても丈夫なので、毎日ご利用頂けると思います。
ぜひ、ご自分の生活スタイルにあった洗い方やタイミングなどを見つけて頂ければと思います。